2010年9月26日日曜日

music_HardRock_HeavyMetal

Heavy Metalは音楽のジャンルの一つ。基本的な俗称はMetal。日本のHeavyMetalFanの中にはHeavyMetalを「ヘヴィメタ」と略すことを好まない人もいる。
1970年代後半から1980年代はじめにかけて現れたロックのスタイルで、HardRockの延長線上にある。両者を並べてHR/HM(HM/HR)と表現することもある。
HeavyMetalは、HardRockが限界点を迎えた後に顕われたパンク・ロックムーブメントの激動の中で新たな音楽性を求めた者達がハードロックを発展させた末に生まれたジャンルである。従って、

HardRockHeavyMetalの間に厳密な境界線は無く、「何をもってHeavyMetalとするのか」という定義は存在しない。そのためHardRockHeavyMetalとをひとくくりにしてHR/HM(HM/HR)と呼ぶこともある。語源としては、もともと麻薬中毒者の究極状態を意味するスラングであるHeavyMetalを音楽性を形容するために転用した説や「ロック(岩)よりもハード(硬い)」もしくは「ロック(岩)よりもヘヴィ(重い)」だからHeavyMetalと言う説など、諸説ある。
日本では世間的には長髪・革ジャンなどのファッションで、ギターもドラムもひたすらジャカジャカ・ドカドカとかきならしてうるさく、歌詞も悪魔・地獄・死といった過激な内容の音楽、といったイメージで捉えられる。このイメージはメタルの一面を間違いなく捉えているが、これだけを過剰に強調した捉え方は本質から外れている。悪魔崇拝を公言するバンドもあるが、ファッションやアルバム/曲のコンセプトなどのイメージ面に於いてオカルトモチーフ逆十字、逆ペンタグラム666など)を借用しているだけのバンドもあり、必ずしも実際にそのバンドが悪魔を崇拝しているとは限らない。クリスチャン・メタルと呼ばれるスタイルがあり、特にストライパーインペリテリ等は歌詞やアルバムタイトル等に神への賛美と感謝、懺悔等をふんだんに取り入れていることからも、メタル=悪魔崇拝という考えは間違いと言える場合すらある。
ヘヴィメタルは比較的古くから、アリーナ向けの商業ロックとアンダーグラウンドにシーンが分かれていて、また時代が下るごとにシーンも細分化が進んできた。シーンの分化はすなわち音楽性の多様性を生み出し、そのため様々なサブジャンルを内包している。HeavyMetalのサブジャンル参照。

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