2010年9月29日水曜日

Music_RAP_REGGAE_HIPHOP

RAPとは、音楽手法、歌唱法のひとつ。小節の終わりなどで韻を踏みながら、あまりメロディを付けずに、リズミカルに喋るように歌う方法の事である。ヒップホップ四大要素の一つ。稀にMCingと呼ばれることもある。

この歌唱法で作られた音楽のジャンルを指してラップと呼ばれることもある。ただし、RAPとは上記のような歌唱法を指す言葉なので、ジャンルを指しては、RAP・ミュージックやヒップホップ・ミュージックなどと呼んだほうが正しい。
RAPをする人のことをラッパー(rapper)やMCと言う。
HIP HOPは1970年代のアメリカ合衆国ニューヨークのブロンクス区で、アフロ・アメリカンやカリビアン・アメリカン、ヒスパニック系の住民のコミュニティで行われていたブロックパーティから生まれた文化。
アフリカ・バンバータによる造語であり、「アフロ・アメリカンが、文化(音楽、ファッション、アート)を取り入れ、新しいスタイルを生み出すこと」をHIP HOP(hipもhopも弾ける、躍動するという意味)と呼称したのが始まりである。 これは1974年11月のことだったとされる。この事から、11月を「Hip Hop History Month」として祝う習慣がある。
単に「HIP HOP」と言った場合、文化から派生したサンプリングや打ち込みを中心としたバックトラックに、MCによるラップを乗せた音楽形態を特に指すことが一般化しているが、これらは本来はHIP HOP・ミュージックあるいはRAP・ミュージックと呼ぶのが正しい。
レゲエ (reggae) は狭義においては1960年代後半ジャマイカで成立し、1980年代前半まで流行した4分の4拍子の第2・第4拍目をカッティング奏法で刻むギター、各小節の3拍目にアクセントが置かれるドラム、うねるようなベースラインを奏でるベースなどの音楽的特徴を持つポピュラー音楽である。広義においてはジャマイカのポピュラー音楽全般のことをいう。
狭義のレゲエは直接的には同じくジャマイカのポピュラー音楽であるスカやロックステディから発展したが、ジャマイカのフォーク音楽であるメントや、アメリカ合衆国のリズム・アンド・ブルース、トリニダード・トバゴ発祥のカリプソ、ラスタファリアンの音楽であるナイヤビンギ、コンゴ発祥のクミナ (en:Kumina)や西アフリカ発祥のジョンカヌー(en:Jonkanoo)、さらにはマーチなど多様な音楽の影響を受け成立した。

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